Biography (JP/DE)

本山耀佑（もとやまようすけ）
東京都生まれ。
千葉県立幕張総合高等学校を経て、2015年東京藝術大学音楽学部卒業。卒業時に同声会賞を受賞し、新人演奏会に出演。同年、東京都交響楽団（都響）入団。2017年東京藝術大学大学院音楽研究科修了。2021年度アフィニス文化財団海外研修員として渡独。ドイツ・マインツ音楽大学修士課程及びマインツ州立歌劇場の研修生として研鑽を積む。

オーケストラ奏者としては都響で活動する傍らに、札幌交響楽団から京都市交響楽団までの各地のプロ・オーケストラや紀尾井ホール室内管弦楽団、トリトン晴れた海のオーケストラ、水戸室内管弦楽団、宮崎国際音楽祭、アフィニス夏の音楽祭などに客演。またドイツのアンサンブル・モデルン、SRザールブリュッケン放送交響楽団やマインツ州立歌劇場など国外のオーケストラにも客演している。

現代音楽奏者としては、2022年アンサンブル・モデルンの東京公演に、2023年には東京オペラシティにて「日本の現代音楽、創作の軌跡」に出演、好評を博す。

室内楽奏者としても精力的に活動しており、モナ＝飛鳥・オット氏やハインリヒ・アルパース氏、ＷＤＲケルン放送響、ウィーン交響楽団のメンバーと共演している。

近年は特にソロ演奏に力を入れており、2020年にはドイツ・グラッサウでシューベルトのアルペジオーネ・ソナタをドゥンヤ・ロボッティ（ピアノ）氏と共演し、トラウンシュタイナー紙（独/トラウンシュタイン）に「コントラバスに自分の声を与え、自分の“音色”、自分の“愛”を育んでいるようで（中略）、聴衆は大きな敬意を表した。」と称賛された。2021年にはクーセヴィツキーの協奏曲をハンブルクの室内管弦楽団と共演し、バルフトガーンス紙（独/ウェルツェン）に「ロマンティックな作品を抒情性とリズミカルな印象の間で大胆不敵に演奏した。」と評された。
ピアニスト永井基慎とは2022年にフランクのソナタを、2023年にはアルペジオーネ・ソナタを共演している。

教育分野においては、千葉県を中心に多くのオーケストラ部や吹奏楽部、大学オーケストラ、社会人オーケストラなどの指導に当たっている。

これまでに永島義男、山本修、池松宏、吉田秀、吉田水子、ヴァルデマール・シュヴィエルツ、ドリン・マルク、ミヒャエリス・ゼムシスの各氏に師事。また河原康則、野田一郎、ナビル・シェハタ、ヤンネ・サクサラ、エスコ・ライネ、ユージン・レヴィンソン、トーマス・マーティン、ダンカン・マクティアの各氏のマスタークラスを受講。
現在、東京都交響楽団コントラバス奏者、ARKシンフォニエッタ、コントラバス五重奏団Contrapazzoのメンバー。

Yosuke Motoyama

Yosuke Motoyama wurde 1993 in Tokyo geboren. An der Universität der Künste Tokio (Geidai) studierte er bei Prof. Yoshio Nagashima, Osamu Yamamoto,  Hiroshi Ikematsu sowie Shu Yoshida. 2015 schloss er mit dem Doseikai-Preis ab, nachdem er bereits Erfahrung in zahlreichen Orchestern sammeln konnte.

Seit 2015 ist er festes Mitglied des Metropolitan Symphony Orchestra in Tokyo.

Neben dem Orchesterspiel widmet er sich ebenso intensiv verschiedenem solistischem und kammermusikalischem Repertoire, dass er bei regelmäßigen Solokonzerten zur Aufführung bringt.
Wichtige künstlerische Stationen waren beispielsweise die Deutsche Radio Philharmonie, das Philharmonische Staatsorchester Mainz, das Mito Chamber Orchestra (Chef: Seiji Ozawa), das Kioi Hall Chamber Orchestra, das NHK Symphony Orchestra, das New Japan Philharmonic Orchestra, das Japan Philharmonic Orchestra, das Gunma Symphony Orchestra und das Miyazaki International Music Festival Orchestra. 
 
Er ist Preisträger verschiedener Wettbewerbe in seiner Heimat. Darunter der erste Preis der Chiba New Year Double bass Compettion 2010 und der vierte Preis der Burckhardt  International Competition 2011. 

Zurzeit studiert er im Master bei Prof. Waldemar Schwiertz an der Hochschule für Musik Mainz und ist Stipendiat der Affinis Arts Fondation.  

Solistisch spielt er einen Neuner & Hornsteiner Bass (1918 gefertigt in Bayern)und einen Bass unbekannten Herstellers von 1900. Im Orchester spielt er einen Fünfsaiter von Ferdinand Seitz (ca.1850).